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食の防災袋

昨日で、3月11日の震災より半年が経ちました。


復興も行方不明者の捜索もまだ見通しがつかないのに、時間がけが過ぎていっていますね。


また、先月の台風12号では、県内や隣の県の和歌山や奈良で大きな被害がでてしまったことに胸が痛く感じます。


この度の震災、台風で被災された皆さまに、1日も早い平穏な暮らしが戻りますよう心からお祈り申しあげます。




東日本大震災直後は、被災地でない県でも店頭から食料品が品薄になったりしました。



いつでも、お金があれば食料品を手に入れることのできる日本で、いざという時に自分の知恵や技術で生きるために必要な食料品を得るのは難しいのではないかと思います。




自分や家族の命をつなぐ、最低限の食料品を備えておく必要があるのではないでしょうか。






今月は防災の月間でもありますよね。



今日は、非常食の備蓄についてのお話です。




一般に、備蓄しておく非常食と言えば、「乾パン」「缶入りのビスケット」「アルファ米」「缶詰」など。




どうしても、糖質に偏りがちですよね。





災害時に栄養バランスまで考えられない!!というのが、本音ですが・・・




配給が始まっても、野菜を撮ることは難しく糖質に偏ったお食事となります。




いつも通りのお食事に戻るには、1年程かかってしまうそうです。






この間に少しでも栄養のバランスよく摂取し、元気な体で災害をのりきりたいですよね。



どうしたらいいのか・・・




まず、保存性の高い野菜を日ごろから用意しておく。


「ニンジン」「玉ねぎ」「じゃが芋」「さつま芋」「かぼちゃ」など。


※「じゃが芋」「さつま芋」「かぼちゃ」は、糖質が多い野菜です。



乾物を常備しておく。


「切干大根」「わかめ」「ひじき」「糸寒天」「大豆(乾)」「凍り豆腐」など


こう言ったものを日頃から用意しておくと、いざという時に便利です♪






備蓄食品を使って、火を使わずにこんな料理ができますよ~!!


ある雑誌から抜粋させていただきました。


●○乾物サラダ○● 


1人前67kcal


糖クリぶろぐ (四日市糖尿病クリニック)


切干大根          15g(乾)

カットわかめ         大さじ2(乾)

棒寒天           1/2本

水              1/2カップ

ホールコーンの水煮    20g

いり白ごま         小さじ2

焼のり            全型1枚

醤油             小さじ1/2

酢              大さじ1

ごま油            大さじ1/2



【作り方】

ポリ袋に切干大根をもみ荒いし、水戻しをする。

別のポリ袋にわかめ、棒寒天を戻す。

戻ったら、両方と調味料をポリ袋の中で混ぜ合わせる。


道具は、キッチンばさみとポリ袋だけで作れます。


災害時で、道具も不揃いの時でも作れるというのが、いいですよね♪


お食事管理栄養士顔文字