こんにちは
突然なはなしですが、四日市市には市内を中心に各医療機関のスタッフが集まり施設間の壁も、医師・看護師・薬剤師・検査技師・理学療法士・栄養士など各職域の壁もなくし、情報を共有し、全員でみなさまの健康増進をしていこうという会が定期的に開催しています。
今年度は災害をメインのテーマとして、様々な視点でいつか起こりうるかもしれない災害に糖尿病患者さまがあってしまった時、どうしたらいいのか?そのための準備をどうするのか?ということを1年通して検討していくこととなっています。
今年度の1回目が先日の木曜日にありました。
今回は、まず災害についての基礎知識の確認と復習の講演を聞き、実際に避難場所はどこになるのか、災害が起きた場合、自分の病院は安全な場所にあるのかの確認をおこないましたので、さっそく、こちらで情報をシェアしますね
「四日市市防災情報」というホームページをみると、防災マップがのっていて、避難場所が掲載された地図を各エリア別でみることができます。
その地図に糖クリ(赤丸シール)、避難場所(青丸シール)、災害時の医療拠点(黄シール)を貼りました。
避難場所(青丸)は、糖クリの最寄りの「常磐小学校」「常磐地区市民センター」で、とっても近くですので、診療中にもし地震が起きた際は速やかに避難できそうですね。
災害時の医療拠点(黄丸)となる市立四日市病院です。
こちらも近くですね。
災害時は、自家用車での移動をしてはダメらしいですので、徒歩で向かうにはどのルートが最短距離になるかという、シュミレーションをしておく必要がいりそうですね
こちらは四日市市内の各家庭に配布されている「四日市津波避難マップ」です。
東海・東南海・南海地震が同時に発生しM9.0を想定した場合、青線が津波避難目標ラインとなっています。
青線より海側は津波が到着してしまうとのことで、糖クリ(赤丸)はギリギリ大丈夫ですが、津波の被害にあってしまう病院さんもいらっしゃいました。
しかし、万が一、浸水が始まってしまった場合は遠くに逃げるのは不可能なため、近くの津波避難ビルや鉄筋コンクリート建物の3階以上に逃げて、救助を待ちましょうとこちらに記載されています。
地図で改めて確認すると案外、海は近くにあるんだなと再認識しました
ただ、地震は海側だけを注意していれば良いというわけではありません。
もし、山側で発生した場合、地滑り・がけ崩れなどが考えられます。
発生場所によって、被害も変わってくるのでいろんな避難方法の想定が必要ですね
こちらのマップは四日市市に問い合すと頂けるそうです。