こんにちは。
四日市院では少し前から診察券を入れたファイルの中に皆様のセルフケアに大事なポイントをテーマを変えて、情報発信をしています。
「コロナワクチンについて」「かくれ脱水について」「糖尿病と歯周病について」をお知らせしました。
今回は皮膚のトラブルについてのテーマです。
冬場は皮膚も乾燥しがちです。
乾燥は身体のかゆみの原因のひとつでもあります。
乾燥すると角質層がはがれてしまうので、バリア機能低下し、アレルゲン物質や刺激が侵入して、「かゆみ」の原因になります。
「かゆい」ので、「体をかく」ことで、「さらに身体が痒くなる」という悪循環になってしまいます。
まずは乾燥を知らずの肌になるよう、まずは3つの毎日のセルフケアの見直しをお勧めします。
①身体を洗いすぎない
あかずりタオルやナイロンタオルでごしごし体を洗うのは気持ちがいいのですが、実は大事な皮膚を落としていて乾燥の要因になってしまいます。
石鹸(ボディーソープ)を泡立てて、手洗いかやわらかいタオルで軽く洗うのがお勧めです。
②お湯の温度に注意
寒い時期は熱いお風呂に入る、お風呂に長くつかる、食器を洗う時もお湯を使用する等、お湯の温度を上げたり、お湯を使う頻度も増えます。
お湯は大切な皮脂を落とすため乾燥を招いてしましますので、食器を洗う時はゴム手袋を使用するなど皮脂を落とさないようお湯の使い方を見直すとよいですね。
③保湿剤を使用
入浴後は肌細胞に水分の浸透力が高まっているタイミングです。
肌の水分が蒸発する前に保湿剤を塗りましょう。
手が乾燥される方は手洗い後のこまめな保湿剤の利用もお勧めです。
身体をかきすぎると、時には傷ができてしまいます。
高血糖の状態が続いているとちょっとした傷が治りが悪く、大きな傷になることがあります。
傷の治りが悪い、適切な傷の治療をしていなかった場合、壊疽につながってしまうこともあります。
普段から身体の隅々を確認し、傷ができていないか悪化していないか確認をすることも大事なセルフケアのひとつです。
傷の治りが悪い時は病院でご相談ください。