前回のブログで、「音まで美味しい0kcal~♪」 の試食レポを書きました。
この音を小田真規子 さんの言葉をお借りすると、オノマトペクッキングのひとつと考えても良いのかなと・・・
「オノマトペ」とは、古代ギリシャ語に由来する英語や(onomatopoeia)や仏語を意味し、日本語訳だと「擬音語」のこと」。
日本人は擬音語をよく使うと言われているように、食に関する擬音語もたくさんあります。
例えば、胡瓜をかじる音は「ポリンポリン」
美味しそうなゼリーは「プルップルッ」
チョコレートクランチを食べる時は「ザクッザクッ」
どれもこれも、その音を想像するだけで、美味しい味が思い浮かびますね♪
つまり、オノマトペクッキングは、食事の時に発する音まで美味しく楽しもうってことです。
この食に関するオノマトペが心を癒すのにつながるのではないかなと私は考えています。
食事はお腹が空いた時にするものですが、空腹を満たすだけの食事はなんだか動物的でつまらないものですよね。
味や香りを楽しんでこそ、ふ~っと一息、気持ちを休ませてくれるのではないでしょうか?
さらに音まで楽しむことで、も~っと心を豊かにし、ポジティブな気持ちへと切り替えてくれます。
食事療法をしていると、だんだん食事の時間が苦痛に感じてしまったとお聞きすることが時々あります。
食事とは体に栄養を与えるだけでなく、心にも栄養を与えてくれます。
心に栄養を与える食事には・・・
「味」
「香り」
「音」
「温度」
「雰囲気(誰と、どこで、どんな食器で食べるのか)」
この5つが大切です。
同じ食事をするにしても、この5つを意識した場合と意識していない場合では、心への栄養吸収率が違いますよー♪
今年の夏は心を癒す食事をしませんか☆(-^□^-)
管理栄養士